えーるケアサポートの取り組み

Visualization見える化

2019年に「介護職員等特定処遇改善加算」が導入されてから、当社におきましても加算算定を行っております。
加算を算定するにあたり、3つの要件を満たしている必要があります。
そのうちの一つ
「ホームページを活用し、新加算の取得状況、賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容についてを公表すること」
という要件に基づき、当社における処遇改善に関する具体的な取り組み(賃金以外)につきまして、
処遇改善加算の説明等も含めて、以下の通り公表いたします。

介護職員処遇改善加算とは

2012年に運用が開始された加算制度である介護職員処遇改善加算は、介護職員の賃金向上を目的に介護報酬を加算して支給する制度です。

算定要件

キャリアパス要件 (Ⅰ)
職位・職責・職務内容に応じた任用要件と賃金体系を整備すること。
キャリアパス要件 (Ⅱ)
資質向上のための計画を策定し、研修の実施または研修の機会を設けること。
キャリアパス要件 (Ⅲ)
経験もしくは資格等に応じて昇給する仕組み、又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けること。
職場環境等要件
賃金改善等の処遇改善の内容を、雇用する全ての職員へ周知すること。
  • 加算 (Ⅰ)
    算定要件
    キャリアパス要件
    (Ⅰ) (Ⅱ) (Ⅲ) の全て
    職場環境等要件
    を満たす
  • 加算 (Ⅱ)
    算定要件
    キャリアパス要件
    (Ⅰ) および (Ⅱ)
    職場環境等要件
    を満たす
  • 加算 (Ⅲ)
    算定要件
    キャリアパス要件
    (Ⅰ) または (Ⅱ)
    職場環境等要件
    を満たす

加算率

  • 加算 (Ⅰ)
    小規模多機能型
    居宅介護
    10.2
    通所介護
    5.9
  • 加算 (Ⅱ)
    小規模多機能型
    居宅介護
    7.4
    通所介護
    4.3
  • 加算 (Ⅲ)
    小規模多機能型
    居宅介護
    4.1
    通所介護
    2.3

介護職員等特定処遇改善加算とは

2019年10月より導入された介護職員等特定処遇改善加算は、経験・技能のある介護職員 (主に勤続10年以上) の処遇改善を目的として、介護職員処遇改善加算に上乗せする形で介護報酬を加算して支給する制度です。

取得要件

  • ① 介護職員処遇改善加算(Ⅰ)~(Ⅲ)のいずれかを取得している。
  • ② 介護職員処遇改善加算の職場環境等要件における「資質の向上」「労働環境・処遇の改善」「その他」それぞれの区分において1項目以上実施している。
  • ③ 介護職員処遇改善加算に基づく取り組みを、ホームページへの掲載等で「見える化」している。

特定加算(Ⅰ)の取得要件

サービス提供体制加算(最も高い区分)、特定事業所加算(従事者要件のある区分)、日常生活継続支援加算、入居継続支援加算のいずれかを取得している。※上記の加算を1つも取得していない場合は、特定加算(Ⅱ)となる。

加算率

  • 特定加算 (Ⅰ)
    小規模多機能型
    居宅介護
    1.5
    通所介護
    1.2
  • 特定加算 (Ⅱ)
    小規模多機能型
    居宅介護
    1.2
    通所介護
    1.0

サービス提供体制強化加算とは

サービス提供体制強化加算は、介護福祉士をはじめとした有資格者を一定の割合以上雇用し、サービスの質の向上を図る事業所を評価するのと同時に、介護従事者の離職防止やキャリアアップ促進を目指して導入されました。

算定要件

小規模多機能型居住介護
  • サービス提供体制強化
    加算(Ⅰ)
    要件 いずれかに該当すること

    ・介護福祉士の占める割合が70%以上

    ・勤続10年以上の介護福祉士が25%以上

    単位

    750 単位 / 月

  • サービス提供体制強化
    加算(Ⅱ)
    要件

    ・介護福祉士の占める割合が50%以上

    単位

    640 単位 / 月

  • サービス提供体制強化
    加算(Ⅲ)
    要件 いずれかに該当すること

    ・介護福祉士の占める割合が40%以上

    ・常勤職員が60%以上

    ・勤続7年以上の職員が30%以上

    単位

    350 単位 / 月

通所介護
  • サービス提供体制強化
    加算(Ⅰ)イ
    要件いずれかに該当すること

    ・介護福祉士の占める割合が70%以上

    ・勤続10年以上の介護福祉士が25%以上

    単位

    要介護22 単位 / 日

    要支援188 単位 / 月

    要支援2176 単位 / 月

  • サービス提供体制強化
    加算(Ⅰ)ロ
    要件

    ・介護福祉士の占める割合が50%以上

    単位

    要介護18 単位 / 日

    要支援172 単位 / 月

    要支援2144 単位 / 月

  • サービス提供体制強化
    加算(Ⅲ)
    要件 いずれかに該当すること

    ・介護福祉士の占める割合が40%以上

    ・勤続7年以上の職員が30%以上

    単位

    要介護6 単位 / 日

    要支援124 単位 / 月

    要支援248 単位 / 月

えーるケアサポートの「見える化」

提供サービス内容・介護職員処遇改善加算の取得状況(指定権者内事業所一覧)実績 : 2020年4月1日~2021年3月31日

法人名 : えーるケアサポート株式会社
ささえーる
小規模多機能ホーム

サービス区分小規模多機能型居住介護

特定処遇改善加算

新加算(Ⅰ)

1.5

現行の処遇改善加算

加算(Ⅰ)

10.2

介護職員等特定処遇改善加算額

介護職員等処遇改善加算額
17,199,632

賃金改善所要額 19,989,048

対象職員数 47

はなえーる
小規模多機能ホーム

サービス区分小規模多機能型居住介護

特定処遇改善加算

新加算(Ⅰ)

1.5

現行の処遇改善加算

加算(Ⅰ)

10.2

介護職員等特定処遇改善加算額

介護職員等処遇改善加算額
17,199,632

賃金改善所要額 19,989,048

対象職員数 47

かなえーる
デイサービスセンター

サービス区分通所介護

特定処遇改善加算

新加算(Ⅰ)

1.0

現行の処遇改善加算

加算(Ⅰ)

5.9

介護職員等特定処遇改善加算額

介護職員等処遇改善加算額
17,199,632

賃金改善所要額 19,989,048

対象職員数 47

ささえーる
小規模多機能ホーム
はなえーる
小規模多機能ホーム
かなえーる
デイサービスセンター

サービス区分小規模多機能型居住介護

サービス区分小規模多機能型居住介護

サービス区分通所介護

特定処遇改善加算

新加算(Ⅰ)

1.5

特定処遇改善加算

新加算(Ⅰ)

1.5

特定処遇改善加算

新加算(Ⅰ)

1.0

現行の処遇改善加算

加算(Ⅰ)

10.2

現行の処遇改善加算

加算(Ⅰ)

10.2

現行の処遇改善加算

加算(Ⅰ)

5.9

介護職員等特定処遇改善加算額

介護職員等処遇改善加算額
17,199,632

賃金改善所要額 19,989,048

対象職員数 47

従業者に関する情報(指定権者内事業所一覧)更新日 : 2021年10月1日

  • ささえーる
    小規模多機能ホーム

    総従業員数 18

    介護職員数

    常勤  11 非常勤    4

    看護職員数

    常勤  2 非常勤  1

    経験年数10年以上の
    介護職員の割合
    33

    夜勤を行う従業員数 5

  • はなえーる
    小規模多機能ホーム

    総従業員数18

    介護職員数

    常勤  11 非常勤    1

    看護職員数

    常勤    0 非常勤    3

    経験年数10年以上の
    介護職員の割合
    42

    夜勤を行う従業員数 8

  • かなえーる
    デイサービスセンター

    総従業員数 18

    介護職員数

    常勤  11 非常勤    4

    看護職員数

    常勤    0 非常勤    3

    経験年数10年以上の
    介護職員の割合
    13

    夜勤を行う従業員数 0

従業者の教育訓練のための制度・研修、その他の従業者の資質向上に向けた取り組みの実施状況

【資質の向上】

《資質の向上やキャリアアップに向けた支援》

働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等

研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動

【労働環境・処遇の改善】

《両立支援 ・ 多様な働き方の推進》

子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備

《腰痛を含む心身の健康管理》

介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等導入及び研修等による腰痛対策の実施

短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施

事故・トラブルへの対応マニュアルの作成等、体制の整備

《生産性向上のための業務改善の取り組み》

業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減

《やりがい・働きがいの醸成》

ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善

【その他】

《入職促進に向けた取り組み》

他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築

《両立支援 ・ 多様な働き方の推進》

職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備